昭和というと、ある年齢より上の方々にとってはついこの前まで昭和だったわけで、
現在とそうかけ離れた時代とは思えないと思われます。しかしすでに平成も20年、
若い方々から見れば、昭和はノスタルジックな時のカスミの彼方の時代です。
ですから昭和に発行された硬貨、紙幣も古銭の領域に入っています。
古銭として収集するのはふつうは硬貨ですが、昭和はまだ近いので紙幣でも状態のよいの
がたくさんあるらしく、紙幣への関心も高いのです。いったいに、お札が多く流通するのは
平和な時代で、国の信用が高い時代なのですが、そういう意味では紙幣に関心が強いというのは
慶賀すべきことかもしれませんね。
また、昭和の時代の古銭というか記念硬貨にかんする大事件としては、
昭和天皇御在位60年記念の金貨が偽造された事件があります。記念硬貨はふだん見つけない
ものを見るので、だまされやすいのです。
この事件のせいで記念硬貨にたいする信用が失墜し、記念硬貨の価値が全体に下がったと
言われています。